陣営
旧キャンプ
別名: Altes Lager, The Camp
旧キャンプは鉱山の谷にある3つの囚人居住区のうち最も古く、最も大きく、最も裕福な拠点で、要塞化されたかつての王城を中心に築かれている。バリアの術が制御を失った混乱に乗じて囚人たちが蜂起し、もとの看守たちを打倒したことで成立した。実権を握るのは自称「鉱石男爵」たちで、暴君ゴメスを頂点に、腹心のレイヴン、交易を取り仕切るバルトロ、そして護衛役のアルトとスカーがこれを支える。ロバー2世王と正式な取引を結んでいるのはこのキャンプだけで、旧坑道で採掘した魔法の鉱石を月におよそ200袋送り出し、その見返りに食料、武器、酒、装備、果ては女までも手に入れている。その社会は厳格に階層化されている。頂点に立つのが鉱石男爵、その下にコリスト率いる火の魔術師、さらにトーラス麾下のガードが続き、彼らは外周を取り締まり「みかじめ料」を売りつける。次いで坑道で汗を流す採掘者、そして雑用や交易、取り立てをこなす特権的な遊撃要員——ディエゴ、フィスク、スライ、ウィスラーといったシャドウたちがいる。旧キャンプの思想は保守的で、他キャンプが目指す脱出に賭けるよりも、儲かる現状を守ることをよしとする。旧坑道が崩落すると、影響力の失墜を恐れたゴメスは鉱石の流れを絶やさぬため新キャンプの自由坑道への侵攻を命じ、これに反対した火の魔術師たちは身の危険を冒すことになる。