魔物図鑑
スリーパー
別名: Sleeper, The Sleeping God, Sleeping arch-demon
スリーパーは『ゴシック』の中心的な敵役であり、スリーパー教団が崇める眠れる神である。教団は慈悲深い新たな神として崇拝しているが、その正体は、数世紀前にオークが人類との戦いで力を借りるために召喚した大悪魔(アーチデーモン)にほかならない。鎮められて眠りについたまま、鉱山の谷の地中深く、はるか昔に埋もれたオーク都市の下に横たわる古代神殿に封じられている。
スリーパーはまどろみの中から、夢や幻視を通じて人々の心へと手を伸ばす。幻視者イベリオンに接触し、救世主を装って彼を導き、沼地に教団を築かせた。イベリオンがその存在を神ではなく邪悪な悪魔だと悟るのは、息を引き取る間際になってからのことだった。スリーパーの影響で正気を失った高位の祭司コア・カロムは、これを完全に覚醒させる使命を引き継ぐ。
この悪魔と現世とのつながりは、5体のオークのシャーマン(祭司)によって保たれている。彼らの心臓は神殿内の5つの祭壇に封じられており、シャーマン自身が携える古代の刃でなければ傷つけることはできない。死霊術師クサルダスの導きと、魔剣ウリジエルを手にした名もなき勇者は、5体のシャーマンを倒し、それぞれの心臓を祭壇で貫き、コア・カロムの覚醒の儀式を阻止する。よりどころとなる楔をすべて打ち砕かれたスリーパーはミルタナから追放され、それと同時にコロニーを封じていたバリアもまた崩れ落ちるのである。