ゴシック Wiki
魔物図鑑

ミートバグ

別名: Meatbug, Fleischwanze, Meat Bug

ミートバグはコロニーで最も無害な生き物であり、腹を空かせた囚人にとっては最も役に立つ存在の一つでもある。小型犬ほどの大きさをした、太ってのろまなワラジムシのような昆虫で、坑道や洞窟、じめついた遺跡をのそのそと這い回り、菌類やくずを食べて暮らしている。ミートバグは決して攻撃してこない。脅かされてもただこそこそと逃げるだけで、一撃あれば仕留められる。

その価値は食料としてのものだ。一匹の死骸からはミートバグの肉が一切れ取れ、生のまま食べれば体力を少し回復できる。おかげでコロニーの虫の群れは、鉱山で働く囚人にとって、食欲はそそらないにせよ無料の食料庫となっている。料理人も無精な冒険者も、蓄えが乏しくなれば一様に彼らを狩る。

まったく無抵抗であるがゆえに、ミートバグはこのゲームで最もやさしい戦闘とアイテム回収の手ほどき役も務めている。『ゴシック』のプレイヤーは長らくこの生き物に愛着を抱いており、必要もないのに虐殺するのがファンの定番ネタになったほどだ。設定上は谷の食物連鎖の最底辺に位置し、モールラットやゴブリン、そしてコロニーの暗がりを歩くほとんどあらゆるものの餌食となっている。